俳句教室

華笑(KAE)

2008年05月12日 20:30

昨日は俳句教室でした。
お辞めになられた方もいらしてでも、新しいお仲間も
入会されたりして
・・・・ううん~それでも私が一番若いかも平均年齢、高っ

熱心な方ばかりで、アッという間に時間が過ぎました。
お教室を出て、「母の日母娘」を楽しんでいる
実母と実妹に連絡をとったところ、近くにいたので急遽、出会う事に

入ったお店には、こんな綺麗にお花が活けてありました
・そうでも・・無いか?






たった半時間ではありましたが、「母の日」に会えて良かったと思いました。
なんだか、プレゼントを渡すみたいな言い方ですが
・・・・義母様にはプレゼントを贈りましたが~実母のことはうっかり
忘れてた
・・なのに!なのに!・・・「お茶とケーキ」御馳走様でございました

まぁ「元気な娘の姿」がプレゼントと言う事で
・・これからもこんな娘ではありますが宜しくね~お母様

昨日の五句

「翁植えし菫あまりに小さかり」(おおうえし すみれあまりに ちいさかり)

日本にレビューを広めたレビュー王、白井鐡造氏が寄贈された菫の花は
薔薇などに比べて本当に小さくて
今や、誰もが知ってる♪スミレの花~♪を日本中に広め、パリからレビューを
日本に持ち帰り日本独自のレビュー上演を成し遂げた、という偉業に比べて、
それはそれは本当にちいさな菫花にかえって感動を覚えた日の句です。

「幕間の行列の先桜餅」  (まくあいの ぎょうれつのさき さくらもち

こちらは、レビューなどの幕間で無く・・・都おどりとか京おどりとか・・・なのですが。

「我が町に大きく一旒鯉のぼり」 (わがまちに おおきくいちりゅう こいのぼり

高齢化社会の私の町内に、今年は大きな鯉のぼりが上がりました。
大きく泳ぐ鯉のぼりを見て、こんなに嬉しい気持ちになるとは自分でも不思議でした。
自分の息子の鯉のぼりを上げたり下げたりする事を、当時はどちらかと言うと面倒で、不服に思っていたような・・。
「鯉のぼり」というもので、こんなに皆が幸せな気持ちになると言う事を、当時は全く考えておりませんでした。
若かったのです。

「春日傘寄り添ひ婚約告げ来たり」はるひがさ よりそひこんやく つげきたり)

ご存知、先日のお若いカップルです
色白のお嬢様の笑顔が印象的でした
夏の日傘とは違って「春日傘」は除ける陽もまだどこか爽やかで~。
熱々カップルを見た時「春日傘」の季語がどうしても頭から離れませんでした、熱っ

「無用なる合鍵並べ春の暮れ」(むようなる あいかぎならべ はるのくれ

春の暮れ方は、ぼんやりと気だるくて、使いようも無い合鍵を並べては捨てきれず
鍵って絶対使わなくなってしまった鍵でも、簡単に捨てきれません私だけでしょうか?
なま暖かい、少し薄暗い部屋で、そんな事をしながら、捨てる決心が着かず、再び鍵を元に戻した日の句です。
暑い夏、寒い冬なら鍵を捨てる事が出来たような気がします。

お粗末でしたm(__)m








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