春色
二月になったとたん、春の様な暖かさ
「金平糖」の色と香りが正に春
器に取り出したのは「苺」と「天然水サイダー」
創業弘化四年の
老舗『緑寿庵清水』さんの金平糖。
『金平糖角ツンとして寅彦忌』
(こんぺいとう つのつんとして
とらひこき)
寺田寅彦氏は物理学者ですが、俳人としての夏目漱石のお弟子の中の一人で、、
”金平糖の角の研究”や”ひび割れの研究”をされました。
上手く詠めたかな?と思ったこの句、「金平糖」は夏の季語だと知りました
夏の季語と冬の季語の季重なり、しかも真逆の季語
撃沈
それにしても ピンクとブルーと甘い香りは、まるで舞台『ベルばら』のプロローグを彷彿させます。
そんな夢の舞台から随分遠のいているこの頃です
『観劇の意欲の萎えて冬すみれ』
(かんげきの いよくのなえて
ふゆすみれ)
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