正塚先生作品ですから、始まりが終わり?終わりが始まりです。
そして
回想となって御芝居が始まります。
舞台の大道具もいつものように
グルグル回って場面転換です。
ですから、舞台に立っている台詞の無い
生徒さんが大道具を動かしております。
いつもの事ですが、観ている方は、ちょっと目が回ります
今回は先生いわく「悪漢」プラス「ロマン」とか。
水さんファンなら「きゃ~」と叫びたくなる男前な水さん。
スーツものがやっぱり似合う
男達のお話ですから水さんとゆみこさんはバッチリ息があっていて二人の台詞がダントツに多い。
「あぁ」「うん」「そう」と言う
合いの手みたいな台詞が
水さんにはとても多い。(正塚先生の作品はいつもそうだが・・)
この短い台詞が何度も出て来て・・同じ台詞を工夫して変化させるのが難しいのだろうな~
と思いました。
ゆみこさんは水さんの元部下らしいのだけれど、今は親友とか。
この二人の
熱い男同士の友情が主体?のようなのだけれど、最後の方にとなみさんと水さんの
ラブストーリーが本筋のようになって・・。
いつの間に
なので、どこかしら心にマークが残りました。
水さんがとなみさんを好きになったのはいつ?なのだろう・・私、すでに(-_-)zzzしまっていたのだろうか
私のご贔屓ゆみこさん、髪もパーマがかかっていていつもより少しワイルド感有り
全ツでは出番も台詞も少なくてファンとしてはプンプンでしたが、今回は
最後はやっぱり死んじゃうのですが、自分を見捨ててくれと水さんに頼むところでファンとしては
その場面で思ったのは・・・実際にカッコイイ男って
正塚先生のストーリーの「親友を見捨てて行く男」
or
「傷ついた親友を一緒に連れて行く男」
さて~コレについては男女で意見が分かれそう
そんな事を考えながら観ていました
次に、となみさんの弟役の
キムちゃん、結構重要なお役で、上手くこなしていらっしゃいました。
キムちゃんは、
いつも危なげ無しです
なので、こちらもさらりと観てしまって、あまり深く印象に残らないのが私の本音です。
ファンは勝手なものだとつくづく思います
あとは、
かなめさんと
緒月さんと
沙央さんあたりかな。
このお三人の中では、私としては
緒月さんに一票でした
娘役さん達、今月も又あまり活躍の場が無かったように思いました。
退団の
山科愛さんあたりにもう少しお役が付いても良かったのに~と
思いました。キムちゃんの恋人かなにか
重要な鍵を握るお役で・・とか。
そうそう、そういえばキムちゃんの恋人役いらっしゃいました舞羽さんという下級生でした。
大月さゆちゃんもカフェの店員さんと言うお役で、台詞も無かったし・・
但しこの場面結構時間が長くて(同行の娘はこのあたりから(-_-)zzz)
でも、私は、いろいろ小芝居されているさゆちゃんの努力をしっかり観ていましたよ
長い時間、台詞も無いのに、カフェの店員さんをちゃんと演じていらっしゃいました
娘だけでなく私も(-_-)zzzになりそうでしたが、
そんな時に聞こえてくるのが
正塚先生ならではのキザな台詞です。
キザな台詞は恥かしいけれど、ちょっと憧れるし
でも、おばちゃんですから、ちょっと突っ込みたい
だって、生きている証拠に「マリポーサの花」を送るって
キザすぎませんか
まあ~御芝居は、こんな感じの感想をもちました。
フィナーレについては、
AQUAをオマケにつけて欲しかったかも~。
最後のエトワールは?キムちゃんの歌がそうだったのでしょうか?
大抜擢の娘役さんエトワールなどを起用すれば良いのにな~とも思ったりして。
歌える娘役さん育って欲しいですね。
その後に、ゆみこさんと、となみさんと、水さんが歌ってお終いでした。
かなめさんと緒月さんにも歌わせてあげたかったかな。
「観たかったのはこんな場面」と言うのが無かったので、私は不完全燃焼でした。
でも、この作品、回を重ねて観るとウンと違ってくるのでしょう
それが
正塚先生の作品なのかもしれません