久しぶりに俳句など
ふさぎ込んでいました
お気楽な私には珍しい事でした。
そんな中、唯一元気をもらえると楽しみにしていた
「宝塚音楽学校生のすみれ売り」も
新型インフルエンザの影響を受けて中止となったりして
「すみれ売り」に託けてのブログのお仲間達とお出会いも叶いませんでした
「すみれ売り」「ちえちゃんのお披露目公演」に向けて買った持ち歩き用の老眼を
かけながら、久しぶりに俳句の整理をしていました。
「霾や道に迷ひて異邦人」
(
つちふるや みちにまよいて いほうじん)
「亀鳴くや音信不通の友一人」
(
かめなくや おんしんふつうの ともひとり)
「あや取りの絡まるばかり四月馬鹿」
(あやとりの からまるばかり
しがつばか)
「鉛筆の削り香のして春の雨」
(えんぴつの けずりかのして
はるのあめ)
「春の宵出すはずの無き手紙かな」
(
はるのよい だすはずのなき てがみかな)
「たんぽぽへ足占を吉とする歩幅」
(
たんぽぽへ あうらをきちと するほはば)
「若葉時籠もりて聴くや風の音」
(
わかばどき こもりてきくや かぜのおと)
「不揃いのブラスバンドや春の昼」
(ふぞろいの ぶらすばんどや
はるのひる)
「三井寺の人け無き朝藤の花」
(みいでらの ひとけなきあさ
ふじのはな)
何だか・・明るくない句?が続きました
では 明るく一句
「大棟に鬼据え終へて風光る」
(おおむねに おにすえおえて
かぜひかる)
以上・・・愚作の連打でありました
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