届いたよ「千の風」
先日宝塚ファンのお仲間から
こんな素晴らしいご本を頂きました。
「千の風に」福知山ご出身の
仏版画家 観瀾斎先生と
同じく福知山ご出身の
書家 栗原周玉先生のお二人による
版画絵本です。
平面の絵本なのだけれど
表紙を開くと「風」が起こり、読んでる自分までふわっと浮遊しそう~
雪や太陽・雨・夜空に輝く星が力強い線なのだけれど、繊細に
描かれています。
各ページの英文の書はひたすらに個性なんかを削ぎ落として
書かれてある気がして・・。
だからアルファベットがとても優くみえて・・
画面全体の「版画」の邪魔をしていない・・。
大きく描かれた「版画」と
淡々と一行書かれた「書」とのコラボレーションは
見る者を温かな気持ちにさせてくださいました。
知らなかったのですが、両先生は今日まで苦難の人生を歩まれたとか。
絶望のふちで知った人の温かさがお有りだからこそ、
両先生方は絵本を通じて読者に本当の「愛と勇気」を
与えてくださっております。
どうぞ皆様、一度手にとってご覧下さいね
最後のページに宝塚ファンお仲間のはからいで
栗原周玉先生が御言葉を「書」にして下さいました。
「心静かなれば 興長し」
有難うございました
お知らせで~す。10月1日~11月25日まで
京都市南区の東寺で↑の原画展が開かれます。
皆様是非お出かけ下さいね~。
秋の東寺・・原画展・・キット帰りには心は、清く正しく美しく
これ、絶対に間違いなし
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