『涼しいうさぎ』と『白い象』
早いもので8月も何日か過ぎてしまいました
8月1日には、親戚のお葬式に参列したりしていました
落ち着きを取戻した今日、我が家の玄関を見たら、今年もまた咲き始めました
「デュランタ宝塚」
少々栄養失調気味ではありますが、微々たる風に揺れる様は誠に涼やか♪
今夜はゆっくり、こちらを読もうと思っています。
二冊の本は、土肥朋子氏著の歌集「涼しいうさぎ」と中村冬美氏著の句集「白い象」。
いずれも 何人かのご親切を経て私の手元に届きました。
偶然ですが、いずれも装丁は白く、題名に動物が。
著者はいずれも女性、同じ世代だと想像します。
『みどり児のふと歩き初む春隣』 (白い象 より)
『一歳をすぎてひとり遊びする素足の甲の高くなりたり』 (涼しいうさぎ より)
『春昼や河馬のあくびの大きこと』 (白い象 より)
『明け方の風に片耳動かしてうさぎ涼しく眠り続ける』 (涼しいうさぎより)
『父の日や柱の釘の錆び初む』 (白い象 より)
『父の部屋に跳ぶような秒針の音をうつ柱時計は縲子を持ちたり』 (涼しいうさぎ より)
短歌と俳句を交互に読んでみるのも又楽しいものです
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